チョコレートショップ カカオサンパカ|アステカ時代のチョコレート
現在は一般的な固形のチョコレートが作れるようになったのは様々な技術が開発された19世紀のこと。
アステカ時代の人々はカカオの豆をすりつぶして粉状にしたものに水を加えた、冷たいチョコレートドリンクを飲んでいました。
今の甘いチョコレートとはほど遠い苦い飲み物でしたが、健康的で、滋養に富んでいるということで尊ばれ、上流階級だけが味わうことのできる贅沢品でした。
また、彼らは花や蜂蜜入り、バニラや胡椒などの香辛料入りなど、様々なチョコレートのメニューを残しています。
(写真:チョコレートドリンクをつくるアステカの男たち/17世紀)