チョコレートショップ カカオサンパカ|スペイン人 カカオとの出会い
16世紀大航海時代、スペインは強大な帝国を築きヨーロッパを支配するとともに、新大陸の開拓に情熱を燃やしていました。
コロンブスを始めとして、次々と開拓者が新大陸を目指し船出しました。その一人エルナン・コルテスは1519年アステカの首都へ700人を乗せた大型船で訪れました。
アステカではこの年、羽のある蛇を象徴する神・ケツァルコアトルが地上に戻ってくるという古い伝説がありました。
太陽の下で蛇の鱗のように輝く武具、羽で覆われたヘルメットを被ったコルテスたちは、神の再来とされ丁重に迎えられたといいます。
そこで先住民が”神の飲み物”と尊ぶ漆黒の液体に出会ったのです。